ケミリクエストありがとうございます!
リクエストはホジュズです🇦🇺
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〜バンチャンside〜
夕食を終えた午後8時。
俺たちは宿泊施設の正面の外に集められた。
…もうすぐで、夜のウォークラリーが始まる。
2人組みになって森の歩道を散策し、スタンプを集めるらしい。
各自ペアを指定され、並んでいる。
俺のペアは、、、フィリックス!!
いや〜、めちゃくちゃ嬉しい。
俺は満面の笑みで声をかけた。
…あれ、なんだか元気がない。
顔色も悪いように見える。
明らかに様子がおかしい。
どうしちゃったんだろう…
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J.Y.Park先生の合図で、ラリーがスタートした。
興奮しているビニに、メンバーも一緒になって勢い良く進んでいく。
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森の歩道を、ひたすら歩いていく。
スタンプの地点はあちこちに散らばっていると聞いたが、一向に見つかりそうにない。
俺は困り眉でリクスに声をかけた。
それまで静かにしていたリクスが騒ぎ出した。
…おお、相当怖いみたいだ。
俺だって怖いものは得意じゃないけど、
普通に森にいるだけだよなぁ…?
リクスはもう、パニックから抜け出せないようだ。
絶対大丈夫なのに…
でも、こんなことに怖がってるリクス、めっちゃ可愛いな。
ここはヒョンらしくいてあげるか…
リクスは涙目になりながら、俺の手をぎゅ、と握る。
リクスはこどもみたいな甘い声でつぶやき、俺の手をもう一度握り直した。
…いつもは俺からべったり甘えに行ってるから、なんだかこのスタンスは新鮮だな。
なぜか怖くて、おびえて、震えているリクス…
かわいい子だなぁ、ほんと…
俺はリクスの背中に手をそえて、ぽんぽん、とたたきながら歩いた。
リクスはまだ警戒しながらも、少しずつ前に進む。
…その時だった。
パタ…パタ…パタ…
足音のような音が、かすかに聞こえ始めた。
俺らは思わず足をとめてしまう。
俺が後ろを確認しようとするのを、リクスは必死で引き止める。
パタ…パタ…パタ…
少しずつ、足音が近づいてくる。
パタ、パタ、パタ、パタ
ガシッ
…あれ。
…ビニとリノのペアだ。
俺たちの後ろ姿を見つけて寄ってきたみたいだ。
ビニがリクスに目をやった。
…リクスはあまりの衝撃で、地面に座り込んでしまった。
決して悪気のないビニとリノも、そそくさと申し訳なさそうな表情をする。
リクス、立つんだ…立ってくれ…
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更新が遅くなってしまい、本当にすみません…
学年が上がってさらに忙しくなってしまっていました💦
久しぶりの林間がシリーズ、どうでしたか?
ケミリクエストをいただいたホジュズを書いてみました♪
夜の森って林間学校らしさありますよね…😎
ピリ大暴れでお送りしました笑
ウォークラリー、次回も続きます😳お楽しみに!