(菜々)
あ、もうそろそろ待ち合わせ時間
あなたの下の名前っち部屋よって勇次郎っち家だよね
ーーーーーーピーンポーン
ーーーガチャッ
勇次郎っちはすぐ近くだからものすごく助かる
もう勇次郎は外で待っていた
が
愛蔵はまだいない
なんか勇次郎素っ気ないな
いや、これが素か
まぁまだ待ち合わせ時間ではないし
いいか
少しここで待とう
そうそう
うちら家から学校は結構遠いからさ
いつも行ってた時間よりも20分早くしたんだよね
ほら、皆と行くと時間かかるじゃん?
お喋りしたりとかさ
こうして皆合流し、トコトコ歩き出す
うわ、、、
怖いなぁ、、、
ーーーパシッ
???????
え?急に愛蔵に手を掴まれた
勇次郎もあなたの下の名前の手を、、
な、なんで?!
てか、手まだ繋いでるし////
ーーバッ
私が愛蔵の名前を呼ぶとすごい勢いで
手を離した
びっくりするじゃんか!!
にしてもほんと、
いい天気
朝の女子達には驚いたけどさ💦
本当ドタバタな朝だなぁ、、、
まぁ
そんなのが楽しんだけど💦
前はあなたの下の名前との時間がなくなるって思って嫌だったけど
いつからかな?
この4人でいるのが1番安心する
みあはいま大輝とどうなのかな?
うまくいってるといいな
フフッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。