澤村『…清水!!あれもう届いてたよな?!』
清水『うん、』
日向『あれ?』
澤村『ふゆちゃんも来て!』
あなた『なんでふゆちゃん…広まってんの』
あなた『おれ許可した覚えねぇ~よ』
澤村『いいから来なさい』
トコ トコ トコ トコ
日向『…?』
日向『わぁぁ!』
清水『多分サイズ大丈夫だと思うけど…』
あなた『……なんで俺だけこんなにブカブカなの…』
清水『ごめんね、サイズ探したんだけど無かった』
清水『何かあったら言って』
あなた『月島…変えね?これ…』
月島『無理、俺が入らない』
あなた『1日だけ……』
月島『無理、』
澤村『これから烏野バレー部として、せーの!!!』
1年以外『よろしく!!!!』
日向、影山『おっす!』
日向『俺より2回り位小さい…(ボソッ)』
あなた『あ"ぁ"?』
日向『いえ…なんでも』
武田『組めたよ~!!組めた!!!』
ガチャッ
武田『練習試合!相手は県のベスト4!青葉城西高校!!』
あなた『青葉城西か…ナルシのうるさいヤツがいる所…』
澤村『…lllll(*´=_=`*;)llllll ズーン』
澤村『ふゆちゃん、聞いてから早速悪口は辞めよう』
あなた『…土下座…プライドねぇのかな?』
あなた『つか早く帰りてぇ』
澤村『先生詳細をお願いします』
武田『うん、えっと…日程は急なんだけど』
武田『来週の火曜』
武田『土日はもう他の練習試合で埋まってるんだって』
武田『短い時間だから1試合だけ』
武田『学校のバス借りて行きます』
あなた『俺行かねぇ(((』
澤村『なんだって?(怒)』
あなた『有難く行かせていただきます…』
澤村『それでよし』
あなた『……』
ちょっと待て…澤村さんクソ怖いやん…
しかもなんで俺に厳しいのよ
俺1年だっつーの
武田『で、練習試合のポジションだけど』
【翌日 烏野高校 体育館 バレー部】
澤村『これで行こうと思う』
あなた『なんで俺無いの…』
澤村『青葉城西からの伝言冬耐あなたは入れるな』
あなた『俺だけハブられてる』
日向『そういえば…冬耐くんはどのくらい飛べるの…?』
あなた『うーん…180~200cm位?』
日向『えッ』
あなた『んじゃ俺帰るわ』
あなた『さ、さ、澤村さ、さん、かえ…帰りますね…』
澤村『うん』
あなた『青葉城西…』
あなた『及川…誰だっけ、ナルシスト』
あなた『ナルシストでいいや』
あなた『澤村さんより怖い人は居ない…母ちゃんくらいだ』
あなた『あと確か岩泉さんやっけ…』
あなた『いわみず、さんでいいな』
あなた『3年だったよな…』
あなた『ふぅッッ』
あなた『なんで姉ちゃん出張なの…』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!