第2話
1
「グク〜、起きて」
🐰「んぅあと3分~」
「は〜や〜く」
🐰「…」
ほんとに朝が弱いんだから…はぁ
「もう、リビング行っとくね」
すると私の手首を掴んで
寝起きのモゴモゴした声で
🐰「行っちゃダメ~」
はぁ
私の彼氏はほんとうに甘えん坊だ。
まぁ朝だけだけどね
🐰「あなたも寝よ?」
「いやだ」
🐰「むぅ」
布団から顔だけ出して口をとんがらせて
拗ねている。
「もう知らない」
ちょっと意地悪してみようかな
ベットから立って部屋を出ていく。
そのまま時間が過ぎても
起きてこなかった。
何してるのかな
グクのことを考えながら朝食を作っていると
🐰「かってに行くなよ」
「ちょっと、ごはん作ってるの」
🐰「んなの関係ねぇよ」
後ろから私の腰に手を回してバックハグ
してくる。
やめてよ
朝からドキドキしちゃうじゃん…///
🐰「耳赤くなってるよ?w」
「あ、赤くなってなんかない」
🐰「おまえほんとかわいいなー」
「は、離してっ」
🐰「却下ー」
そう言ってさらに力を強める
あー
朝から幸せっ
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