第8話

怒り
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2018/08/02 15:58
ガチャ
小山「…………二宮くん?」
俺は二宮くんを探して屋上に来ていた…
小山「……屋上以外は探したから……ここだけなんだけど…」
…俺は柵を見る……
柵の下には…二宮くんの靴が置いてあることに気づいた…
俺は二宮くんの靴がある場所まで行ってみる…
すると下には……小さくてそこまで分からかったが…あるものがあることに気づく……
それは赤く染まった二宮くんの体って事は…認識できた…
小山「うわぁ!……嘘でしょ…二宮くん…」
俺は状況が把握出来てなかった…
小山「二宮くん…なんで…死んでんの……誰かに殺されたの……」
そう呟いてると……
ブラック「彼は自ら飛び降りたのさ…」
とブラックの声
俺の後ろにはお面をかぶったブラックがいた
ブラック「彼は…もう耐えられない……とか言って落ちてったよ〜」
ブラックは明らか二宮くんが言ってるかのような口振りで話す……
そしてブラックの声真似はあまりにも似てなかった…
小山「嘘だ……どうせお前が落としたんだろ?」
俺は怒りがおさまんなかった…
ホントは怒りたくない……そんな気持ちとは裏腹に怒りが込みあがってくる……
ブラック「そんな事はしていない〜」
小山「信じらんない…お前は自分の手は汚さず仲間同士の殺し合いを平気でさせるやつだ…自分で殺すことなんて容易いだろ?」
ブラック「どうかな〜ww」
小山「何で笑ってられるんだよ……」
俺は怒りで殴り掛かろうとする…
だがブラックは残像の様に俺の手をすり抜け……
ブラック「彼の死の報告は君に任せようかね〜それじゃあ」
と言い消えてった……
俺は悔しさや怒り……いろんな感情が混ざった気持ち悪い状態で泣き崩れた

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