絶賛迷子中な桃山です。
道分からない〜 ひとり怖い〜 みんなに会いたい〜
の三拍子。
1人って怖くない?ねえ、だってさ、こわいじゃん、ねえ………(うるさい)
私ってこんなに方向音痴やっけ、っていうくらい
道が分からなくて頭の中の不安が大きくなる。
足も疲れた〜 このベンチさっきも見た気がする〜 😿
私はベンチに腰をかけ、ふぅっ、と一息つく。
みんな心配してくれてるかな、やっぱ部屋から出なきゃ良かった。
スマホ確か心に預けたんだよな〜〜、
どうしよう、このあとなんも予定ないけど…
てか前の雨の日もこんなんなったよね、
心とかに絶対叱られる……
なんて考えてたら重くなってきた瞼。
うーん、私ってなんでこうなんやろう。
頭ではそう考えるけれど、後のことは未来の私に任せようと
私は抵抗をせず、されるがままに瞼を閉じた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。