第22話

1,006
2018/12/11 09:17

私が泣きながら


廊下を走ってたら
紫耀
紫耀
あなた?

紫耀?!
なんでいつもこんな時に



会うんだろ.





前もこんな事が


あった気がする
あなた
あなた
紫耀


ギュッ紫耀がハグする
紫耀
紫耀
俺と付き合おうよ.
お試しでもええから
あなた
あなた
へ?
紫耀
紫耀
絶対あなたの事泣かせへん自信あるし.


確かに、今まで辛い時



ずっと紫耀に




助けられてきた
あなた
あなた
いいよ


気がつけば私は



そんな事を 口走っていた
紫耀
紫耀
え?!まじでええん?
紫耀
紫耀
山田って人はもうええの?
あなた
あなた
うん!(ニコッ)


紫耀と付き合えば



きっと涼介の事は



忘れられる





これで、 いいんだ
紫耀
紫耀
ありがと

ギュッハグする


私はまた



紫耀の腕の中に引き寄せられた




私も腕をそっと


紫耀の後ろへ回した
あなた
あなた
こちらこそ、ありがとう


心のモヤモヤは



きっといつの日か



消えてるよね


涼介,私に恋を教えてくれて













ありがとう

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