空き教室があるって、言われて
今その教室で作業してるんだけどね
ホントにもう、進まない、進まない、笑
とっさに思いついた会話だった
涼介は天然が好きなんだ…
あ〜、どうしよう泣きそう (苦笑)
って、あれ、好きな人は涼介なのに
一瞬 紫耀が浮かんだのはどうして?
でももし,まだ紫耀が私を思ってくれてるなら
今度ちゃんと言おう、
私は涼介が好き、忘れるなんてできない!って
なにこの絶妙なタイミング
ギュッ
私は,私の方がドキドキしてるの
って言う気持ちを込めて
後ろに振りかえって涼介にハグをした
だいたんなことしたって、
自分が1番わかってる、けど涼介に
ちゃんとわかって欲しかったの
ほんともう、ハグしてきたり
期待していいって言ったり
いきなり作業戻るし
私の事ふりまわしすぎだよ、笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!