第5話

結果良ければ全て良し!
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2024/12/28 04:15 更新
あらすじ

ジャージゲット!

選手収集日当日ー
私、帝襟 アンリはバスに乗って日本フットボール連合の会場にやってきました
あなた
どどどどうしようアンリちゃん…!ききき緊張してきた…
ステージ裏に絵心さんと共にスタンバイしているのはブルーロックのマネージャーのあなたの名字あなたの下の名前ちゃん

マネージャーやりたいですって言ってくれたんだ
すごく感謝してる…んだけど
目の前のあなたの下の名前ちゃんはあの時の凛々しい表情は一ミリもなく緊張で顔は真っ青に、足はガクガクと震えている

その間にも選手たちは容赦なく次々と会場に入ってくる
帝襟 アンリ
あなたの下の名前ちゃん、落ち着いて。ほら深呼吸
あなた
深呼吸、深呼吸…ウゥ…クルシ…
帝襟 アンリ
あなたの下の名前ちゃんそれ呼吸止めちゃってる!
帝襟 アンリ
(バスに乗る前まではあんなに目を輝かせてたのに…)
今となっては死神のような顔だ
私は手に持っているタブレットに目を落とした
このタブレットは会場の防犯カメラに繋がっていて中の様子がリアルタイムで見れるのだ
帝襟 アンリ
絵心さん、三百人全員揃いました
最後、潔くんと吉良くんが入ったのを確認して絵心さんに伝える
絵心 甚八
そろそろ行こうか。あなたの下の名前ちゃんは俺が合図したら出てきてね
あなた
は、ハイッスッ
帝襟 アンリ
(声が裏返ってる…)
絵心 甚八
ゴッえーあー、あーあー。おめでとう才能の原石共よ。お前らは俺の独断と偏見で選ばれた優秀な十八歳以下のストライカー三百名です
あなた
どどどどうしよう始まってしまった…
帝襟 アンリ
(あなたの下の名前ちゃんファイト!)
絵心 甚八
そして俺は絵心甚八
絵心 甚八
日本をW杯優勝させるために雇われた人間だ
絵心 甚八
単刀直入に言おう、日本サッカーが世界一になるために必要なのはただ一つ…
絵心 甚八
革命的なストライカーの誕生です
絵心 甚八
俺はここにいる三百人の中から世界一のストライカーを創る実験をする。見ろ、これがそのための施設ー
私はモニターの電源を入れる
途端、絵心さんの後ろには大画面の青い監獄ブルーロックが現れた
          ー「青い監獄ブルーロック」ー
絵心 甚八
お前らは今日からここで共同生活を行い、俺の考えた特殊なトップトレーニングをこなしてもらう
絵心 甚八
家には帰れないし今までのサッカー生活とは決別してもらう
絵心 甚八
でも断言する、このブルーロックのサバイバルに勝ち抜き二百九十九名を蹴散らして最後に残る一人の人間は世界一のストライカーになれる

絵心さんの説明にもちろん会場はざわめく

絵心 甚八
ここでそんなブルーロックで暮らすお前達を支えてくれるマネージャーを紹介する
帝襟 アンリ
(あなたの下の名前ちゃんの出番!)
帝襟 アンリ
あなたの下の名前ちゃん頑張って
あなた
う、うん
一歩、一歩確実にステージへ上がる
そしてクルッと選手の方に体を向けた
あなた
皆さん初めまして!普通のオタクあなたの名字あなたの下の名前です!
帝襟 アンリ
!?
あなた
将来の夢は…えっと叶いました!
帝襟 アンリ
(あれ、これあなたの下の名前ちゃん…)
  
   ー緊張して意味わかんないこと口走ってる…!?ー

あなた
いっぱい頑張ります!よろしくお願いします!
 ー「いっぱい頑張ります!よろしくお願いします!」ー
私、あなたの名字あなたの下の名前…

この度とんでもない大失敗を犯してしまいました
何をしてんだ!私!この自己紹介は事故るって学んだばっかりなのに!
目の前に立ち尽くす選手達は私を見て怪訝けげんな表情を浮かべる
怪しいよねこんなやつ…分かる
しばらくの気まずい沈黙が流れた
吉良 涼介
あの、すみません。今の説明では同意できません
一人の白髪の男の子が手を挙げる
あなた
(あ、初日脱落の吉良くん…)
吉良 涼介
僕らにはそれぞれ僕らの大事なチームがあります。全国大会を控えている選手もいます
吉良 涼介
あなたのおっしゃるようなワケのわからない場所に僕は、チームを捨てて参加することは出来ません
吉良くんの発言に選手達から同意の声があがる
モブ
そーだそーだ!
モブ
だいたいそこの女は何なんだよ!
モブ
マネージャーとかほざいてんじゃねぇ!
あなた
私!?
モブ
こんなやつ信用できるか!
モブ
ワケのわからない自己紹介しやがって!
あなた
(その通り過ぎて涙も出ない)
モブ
俺は帰るね!信用できねぇ
モブ
俺もだ!
あなた
えっ!?ちょっと待ってっ
あなた
(まずい、これ私のせいだよね!?)
あなた
(どうにかして止めないと…)
あなた
スゥ貴方達がサッカーに向ける熱量はそんなもんかぁぁぁぁぁ!!!!!!
大きく息を吸い込むと思いのままに感情をぶつける
精一杯の大声に帰りかけていた選手達が足を止めた
あなた
私は!サッカーのために!ブルーロックのために!元の生活捨ててきてんだよ!!!!!!!
あなた
気づいたらブルーロックの前にいて!(神様のせい)わけわかんなかったけど!サッカーをする貴方たちを支えるために!(主に玲王)ここまで来たの!!!!
あなた
正直言って!今の貴方達じゃW杯優勝とかできないと思う!!!!
モブ
はぁ!?
モブ
ふざけんなよテメェ‼︎
あなた
今の日本に必要なのは!こんな変なところに入ってでも本気で勝ち抜いていける強さがあるイカれたストライカーだと思う!!!!
あなた
このブルーロックでイカれたストライカーに囲まれながらてっぺんに登れる人間は!W杯に優勝できる!私が保証します!
あともう一押し!
あなた
常識を捨ててください!己のゴールを何よりの喜びとして!その瞬間のためだけに!生きてください!それが世界一のストライカーだと思います!!!!!!
私が言い終わった途端後ろのドアが鈍い音を立てて空いた
隙間風が私の髪を揺らす
あなた
そのイカれたストライカーは!この先へ進んでください!!!!!
声を枯らす勢いで叫ぶ

選手達に届いているかはわからない
でも一人でも前に進めば皆が前に進む
誰か一人でもーー
そう願った瞬間一人の男の子が先陣を切って走ってきた
それに続いて他の選手達も次々と扉は向かって走っていく
あなた
(成功…した…?)
元来のやり方じゃないけど…
あなた
(まあ結果良ければ全て良し…?)

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