あらすじ
ジャージゲット!
選手収集日当日ー
私、帝襟 アンリはバスに乗って日本フットボール連合の会場にやってきました
ステージ裏に絵心さんと共にスタンバイしているのはブルーロックのマネージャーのあなたの名字あなたの下の名前ちゃん
マネージャーやりたいですって言ってくれたんだ
すごく感謝してる…んだけど
目の前のあなたの下の名前ちゃんはあの時の凛々しい表情は一ミリもなく緊張で顔は真っ青に、足はガクガクと震えている
その間にも選手たちは容赦なく次々と会場に入ってくる
今となっては死神のような顔だ
私は手に持っているタブレットに目を落とした
このタブレットは会場の防犯カメラに繋がっていて中の様子がリアルタイムで見れるのだ
最後、潔くんと吉良くんが入ったのを確認して絵心さんに伝える
私はモニターの電源を入れる
途端、絵心さんの後ろには大画面の青い監獄が現れた
ー「青い監獄」ー
絵心さんの説明にもちろん会場はざわめく
一歩、一歩確実にステージへ上がる
そしてクルッと選手の方に体を向けた
ー緊張して意味わかんないこと口走ってる…!?ー
ー「いっぱい頑張ります!よろしくお願いします!」ー
私、あなたの名字あなたの下の名前…
この度とんでもない大失敗を犯してしまいました
何をしてんだ!私!この自己紹介は事故るって学んだばっかりなのに!
目の前に立ち尽くす選手達は私を見て怪訝な表情を浮かべる
怪しいよねこんなやつ…分かる
しばらくの気まずい沈黙が流れた
一人の白髪の男の子が手を挙げる
吉良くんの発言に選手達から同意の声があがる
大きく息を吸い込むと思いのままに感情をぶつける
精一杯の大声に帰りかけていた選手達が足を止めた
あともう一押し!
私が言い終わった途端後ろのドアが鈍い音を立てて空いた
隙間風が私の髪を揺らす
声を枯らす勢いで叫ぶ
選手達に届いているかはわからない
でも一人でも前に進めば皆が前に進む
誰か一人でもーー
そう願った瞬間一人の男の子が先陣を切って走ってきた
それに続いて他の選手達も次々と扉は向かって走っていく
元来のやり方じゃないけど…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!