眞子
晴翔ってさモテるよね。
晴翔
は?いきなりなんだよ。
高校の門を通るなり、いきなりの言葉に驚いた。
眞子
だってさ、私の友達にも晴翔の事好きな人いるしさ。なんかねって。
晴翔
え?誰だれ?
眞子
言わないよ、だってさ私は晴翔のことが、す…
麻里香
せんぱーーーい!!!
眞子の話を遮るように走ってきた麻里香がいきなり後ろから抱きついてきた。
晴翔
おいっ!やめろよ、恥ずかしい。
麻里香
恥ずかしがってる先輩も好きです!
今日から、学校お願いしますね!!!
眞子
ごめん、邪魔した。
やっぱりなんでもないから忘れて。
晴翔
え、いや邪魔なんかしてないけど。
眞子の顔がいっきに曇った。
麻里香
ごめんなさい、私が邪魔したんです。
そう言って麻里香は走って友達の方へ行った。
晴翔
え、麻里香!
眞子
今更言う気ないよ?
で、あの子と付き合ってるの?
晴翔
付き合ってないけど?
眞子
ふーん。なんでもいいけど。
眞子の口調はもう不機嫌そのものだった。
俺は遠くで友達と笑っている麻里香と隣で不機嫌になっている眞子の2人の女の子を交互に見た。
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第8話 存在
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!