ふうまくんたちが神戸に行っちゃうかもしれないってこと

きいちゃった。


なんできいちゃったんだろ、


洗剤のせいだ、洗剤が切れなちゃ‥



やだ、あたし、洗剤に八つ当たりしてる。


あたしってほんと最低。


だから、風磨くんが言った通り彼氏できないんだよね。








そんな事考えてたら、




だれかが部屋の戸をたたいた





ｺﾝｺﾝｺﾝ

声でわかった



ふうまくんだって

なに、あたし言ってるんだ。

あたしは、ドア開けてあげてふうまくんを部屋

に入ってもらった





あたしは、ベットに座って






ふうまくんは、じかに座った。







なんかぎこちない、くうきがどんよりと感じた









そして            魔の沈黙






それを破ったのが  ふうまくん  だった

ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ    と言う言葉を聞いて



思わず反応してしまった。

その言葉と同時に


頬をなにか  暖かいもの  が伝っているのがわかった

あたし、泣いてるの、


この暖かいものは 涙なんだ

なんであたしないてんだろ、










たぶん、ふうまくんと離れなくないからだ。

ﾎﾞﾛﾎﾞﾛって言葉聞いて





ふうまくんに謝っても許してくれなくてメンタルﾎﾞﾛﾎﾞﾛになると思ってた

でもふうまくんは 『あなたは、我慢しちゃダメだぞ！』って優しくしてくれた。








こんな優しい人

そして、ずっと一緒にいる家族みたいな人と

離れたくないって思ってるんだと思う。

"ふうまくんたちが神戸に行くかもしれない"



なんて、なんでも聞くって言ってるふうまくんにでも言えないよ。













それどころか、会えないって思うだけで涙が溢れてくる

そしたら、ふうまくん


抱きしめてくれた。 優しく




すごく、ふうまくんの温もり感じて

思わず口が滑っちゃったの。

どーしよ、お母さんたちの話では

まだふうまくんに言ってないんだった気がする。


なのに、あたしふうまくんに    。

あたしは、お母さんたちが話してることを聞いてしまったからを全部話した。

あたしがふうまくんに聞いた時には



ふうまくんは部屋から出ていってしまった。










どーしよ、相当ショックだったよね。


あたしみたいに入学したばっかだったら分かるけど


2年も高校に通ってた所からﾊﾞｲﾊﾞｲするなんて








あたし、なんで言っちゃったんだろ。


言わなきゃよかった。。


後悔でしかない。