『きんぴらごぼうばっかり食べないの!』
道枝「美味しいから」
『確かに きんぴらごぼう美味しいね』
道枝「お母さんの味付けに似てるから好きやねんな」
『付き合ってた時に教えて貰ったからね』
道枝「まだ覚えてるんや」
『当たり前でしょ!』
道枝「ひな」
『ん?』
道枝「今日何してる?」
『今日は一日中ゴロゴロしてるよ』
道枝「俺もおっていい?」
道枝「offやから」
『いいよ』
『行ってきたら?』
道枝「行ったらひなと会われへんくなるやん」
『そうだね』
道枝「…」
『貸して?』
道枝「え、はい」
道枝「え」
『行ってください 一日中私と居たらなんか思われるでしょ』
道枝「……」
18時
道枝「……」
藤原「みっちー全然食べてへんやん」
大橋「食欲無いんか?」
道枝「ちゃいますよ」
長尾「元カノちゃん?」
道枝「まぁ。」
高橋「元カノちゃんの家居ったん?」
道枝「うん」
大西「え、今まで?」
道枝「はい 昨日の夕方頃から」
西畑「24時間一緒やったんや」
道枝「はい」
21時 ご飯終わり
高橋「酔い過ぎやろ」
大橋「大ちゃんは俺らに任せて帰り」
大西「頑張れ」
長尾「また明後日!」
道枝「お疲れ様でした」
長尾「みっちー」
大西「どっか寄る?」
道枝「家帰ろうかなって」
長尾「ここでバイバイやな」
大西「気おつけて帰りや」
長尾「うぇ!みっちー?!」
大西「どうしたん」
道枝「ひn…元カノの家に鍵忘れて 取りに」
ピナバタ(めっちゃ未練あるやん笑)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。