5セット?え?
俺確かに3セットって言ったよな…
頑張ってもらおう
すっかり元気で美味しそうに食べるなぁ
疑問…か
まあ確かに普通見ないよな
ご飯食べてすぐ…体力が大分あるんだ
息が…切れてない
すごいすごい
近距離…かな
でもナイフじゃない…
格闘とかの方ができるか…
あの棘みたいなのがついてるやつを渡してみよう
どうやらあれはレザーグローブというらしい
誰かに会う気がする
なんかすとぷりみたい…
レザーグローブ…
俺は一度もお世話になった事はない
俺が使える武器は基本的になんでも使えるが
基本的にはナイフや刀などを使う場面が多い
まあでも刀は大きいから相棒はナイフだ
切れ味がいい
ここが××
入ろう
こういう店を経営するのだから声が震えている意味が分からない…が
考えている事は恐怖にまみれている
でも今見ると不自然だから回って自然に見よう
一番遠いところから…
声が聞こえる
殺すのか
殺される前に顔を見ておこう
フードを被っていてよく見えない…が
恐らく、赤色の髪でオッドアイっぽい
レザーグローブのところへ急ごう
見える位置だな
相当怯えているな
これでいいかな
怖いのだろう
少し隠れてみるか
…ビンゴだな
俺はいつも通り人差し指を口にあて
うるさい奴らを
一掃した
やっぱりこうなるか
いつも通り気絶させて急いで戻った
いや、名前からしてすとぷりだな
みんな両親いないのか
殺されてはない…
莉犬くんもまだ若いからきっと寿命ではない
病気か…事故か…
恐らく生まれた莉犬くんが獣だったから拒絶して自殺したのか
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これは”嘘”なの?
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虫食いみたいにぽっかり空いてる
重要なところだけ覚えてないのか?
でも
放っておこう…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。