今俺は1人暮らしをしている
俺の仕事はちょっと変わっている
表向きでは「すとぷり」というグループで活動しているが…
裏では
殺し屋をしている。
殺し屋には2つ名が大体つけられる
俺の2つ名は…
そう日本語で言えば透明人間
透明人間に思われているらしい…
すとぷりのみんなとは顔を合わせた事はない
だからみんなどういう人なのかは知らない
ただ気になったのは
俺が誘った時にみんながすぐ乗った事だ
そんなに深くは考えてないが…
何かあるのかと思うと気になる
未だに聞けてはいないが
オレンジ頭を生け捕り…か
生け捕りなんて中々しないからイマイチどうしたらいいのかわからないのだが…
多少痛めつけても大丈夫そうだ
ついた
行こう
人は脆く、一瞬で死ぬ
奥にもまだいそうだ
オレンジ頭の事か?少し聞いてみよう
そういうことか
みんな声も出ないようだな
何故って?そりゃ、
声帯から切ってるからね
もう10人くらい殺したし、あとはあそこの部屋だけ見てないな
俺は右手の人差し指を口に当て辺りを見渡すが、
カメラは…あった
ピ-ピ-
発動した。急がないと
気絶させた
うるさいからこっちの方が楽だ
急いで帰らないと
足音も何もかも、証拠1つ残さず
いや、あのすとぷりのジェルくんなのか…?
もしそうだとしたら…
聞いてみよう
明らかなる嘘だな
どうやら当たっていたようだ
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いちいち脅しをかけてくるのか…本気なのか
イマイチ分からないなぁ
俺は両親がすごく大好きだった…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。