第10話

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2019/04/12 14:31
あなた
あなた
や、やだなー笑笑
嘘つかないで?
テヒョン
テヒョン
嘘じゃない
そんなはっきり言われると
テヒョン
テヒョン
何か前々から知っていたような、
親近感がわくってゆーか……
話しやすいです
ホントにあなたが
好きになりそう。
テヒョン
テヒョン
みんながお見舞いに来てくれる度、
俺って愛されてんなって。
ありがとうって、思うんです。

って、あなた?!泣いてる?!
涙させたのはテヒョンでしょ?
あなた
あなた
出会った頃から変わってない。今も。
テヒョンは友達以外にもたっくさんの
愛をもらって生きてるの。
だから……
この愛返すまで死んじゃだめ!
みんな、テヒョンが大好きなんだから。
テヒョン
テヒョン
そっかぁ
テヒョンはベッドの上で伸びをした。
テヒョン
テヒョン
あなたはまだ俺のもの。
忘れないで
テヒョンは微笑みながら言った。
きっと私を傷つけたくないだろう。
素直に優しさをもらおうじゃないか。
あなた
あなた
うん。わかった







テヒョン退院の日
私は前日にテヒョンからあることを聞いた。
あなた
あなた
テヒョナ、どこ住むの?
テヒョン
テヒョン
あーそれなんだけどさぁ。
おふくろにあなたとの家に帰るって
言っちゃった~
いい?
あなた
あなた
え、マジ?めっちゃ嬉しいよ!
テヒョンは満足したようだ。

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