キト
はーちょっと待ってマジで暇
俺は倉庫で静かにしていた。する事がなかったから
ユユ
ユユも暇になっちゃった…
キト
…
キト
ん?ユユちゃん?どうしてここにいるんだい?
ユユ
暇だからついてきたー
キト
あ、そうなんだ
じゃあ2人でトランプでもしてる?
ユユ
してる!
それから数時間2人でトランプをし続けた
千暁
キト、倉庫の整備大丈夫?…って
ユユ
すぅ…すぅ…
キト
あ、千暁さん。ちょうどユユちゃん寝たんですよ
千暁
…どうしてここにユユがいるの?
キト
着いてきちゃったみたいで
千暁
…そう
エナミ
そろそろキトも終わりよー
千暁
あら、エナミも来たの?
エナミ
はっ、千暁様…ご無礼をお許しください。なにせエルラ姉様の氷枕が少なくなっていたものですから…
千暁
怒っている訳じゃないわ。顔をおあげなさいな
キト
というか、そろそろ終わりなんだね
エナミ
時の流れは速いからね
キト
まぁ朝に一悶着あったしね
エナミ
そうね、でもエルラ姉様が風邪をひくなんて珍しい…
千暁
そうね〜あの子には1番最初に毒耐性とかつけさせてるはずなんだけど…
キト
1番初めに来たんですね
千暁
あら、やっぱりわかる?
キト
口ぶりからですかね
エナミ
それじゃあそろそろ寝に行きましょうか
そう言って3人で地下の寝室に行き、ユユは既に眠っていたので、布団をかけてあげて帰ってきた晴翔も一緒にして眠った
キト
朝か…
キト
って…
なんでユユちゃんとエルラさん以外いないの?!仮にも今6時だよね!?
ユユ
ん〜………すやぁ
エルラ
うんー。ふわぁぁ
あ、キト起きてたんだ。はよーっす
キト
おはようございます。ところで3人が見当たらないのですが…
エルラ
うん?あぁ、3人ならいつも5時起きだぜ
キト
5時起き!?早いですね…
エルラ
んじゃ見に行ってみるか?
キト
…そうですね。見に行ってみたいですし
ガヤガヤと響く店の中、俺は機械仕掛けの階段から降りてきた
キト
すごい…朝6時なのにもう賑わってる
エルラ
だろう?
エナミ
あらエルラ姉様。6時起きなんて早いですね
エルラ
キトの叫び声で起きた!
エナミ
叫び声…?
キト
あぁ…3人いなくて驚いたんですよ
晴翔
エナミ。忙しいのですから立ち止まらないでください
エナミ
ごめんなさい。素早く動きます
エルラ
…2人共。ここの柱みたいなもんなんだ
キト
柱?
エルラ
2人は千暁様が育てた中では群を抜いて優秀だ。だから2人がいないとこの店の損失にも繋がるのさ
キト
エルラさんは?
エルラ
あたしは言葉遣いがならなくてな。教える側にたった訳さ
キト
あぁ…。だからユユちゃんの事を
エルラ
そうさ
店員1
カレーライスですね?かしこまりました
店員2
4番テーブルにお茶とご飯のセットを届けて、それと7番テーブルを掃除してきてちょうだい
エルラ
あいつらも、言葉遣いはいいんだが根っこから忠誠を誓えるタイプじゃないし、2人みたいに迅速な対応が出来ないから、この店のNo.3と4なのさ
キト
ほへ〜
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今世がまさかの(ある意味)王道夢小説の世界だったけど夢女子の一人として不満が満載なので総力を尽くして作品を盛り上げたいと思います 「夢主また屋上でボカロ歌ってんな」 ______ ある日、前世の記憶(限界夢女子時代)が蘇った主人公『親友』。そんな彼女が生活する今世はかつて自分が好きだった作品の"夢小説"の世界だった。 この世界を読んだ人が楽しめるよう盛り上げるべく立ち上がる親友。 夢小説あるあるな展開を作り上げたり、キャラクター達の口調を正したり、時には推しを眺めたりして、今日も彼女は夢主の隣で暗躍していた。 今日も波瀾万丈な夢小説生活が始まる。 ※この作品は、夢小説や夢小説作家の方々を批判するものではありません すでに投稿した文章を時折修正する可能性がございますが、内容には支障をきたさないようなるだけ注意させていただきます 夢小説あるあるをコメントしていただけるとありがたいです 作品内で使わせて頂く可能性があります 表紙は自作です
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