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第4話

皆んなバタバタ
23
2021/03/06 04:08
キト
キト
はーちょっと待ってマジで暇
俺は倉庫で静かにしていた。する事がなかったから
ユユ
ユユ
ユユも暇になっちゃった…
キト
キト
キト
キト
ん?ユユちゃん?どうしてここにいるんだい?
ユユ
ユユ
暇だからついてきたー
キト
キト
あ、そうなんだ
じゃあ2人でトランプでもしてる?
ユユ
ユユ
してる!
それから数時間2人でトランプをし続けた
千暁
千暁
キト、倉庫の整備大丈夫?…って
ユユ
ユユ
すぅ…すぅ…
キト
キト
あ、千暁さん。ちょうどユユちゃん寝たんですよ
千暁
千暁
…どうしてここにユユがいるの?
キト
キト
着いてきちゃったみたいで
千暁
千暁
…そう
エナミ
エナミ
そろそろキトも終わりよー
千暁
千暁
あら、エナミも来たの?
エナミ
エナミ
はっ、千暁様…ご無礼をお許しください。なにせエルラ姉様の氷枕が少なくなっていたものですから…
千暁
千暁
怒っている訳じゃないわ。顔をおあげなさいな
キト
キト
というか、そろそろ終わりなんだね
エナミ
エナミ
時の流れは速いからね
キト
キト
まぁ朝に一悶着あったしね
エナミ
エナミ
そうね、でもエルラ姉様が風邪をひくなんて珍しい…
千暁
千暁
そうね〜あの子には1番最初に毒耐性とかつけさせてるはずなんだけど…
キト
キト
1番初めに来たんですね
千暁
千暁
あら、やっぱりわかる?
キト
キト
口ぶりからですかね
エナミ
エナミ
それじゃあそろそろ寝に行きましょうか
そう言って3人で地下の寝室に行き、ユユは既に眠っていたので、布団をかけてあげて帰ってきた晴翔も一緒にして眠った
キト
キト
朝か…
キト
キト
って…
なんでユユちゃんとエルラさん以外いないの?!仮にも今6時だよね!?
ユユ
ユユ
ん〜………すやぁ
エルラ
エルラ
うんー。ふわぁぁ
あ、キト起きてたんだ。はよーっす
キト
キト
おはようございます。ところで3人が見当たらないのですが…
エルラ
エルラ
うん?あぁ、3人ならいつも5時起きだぜ
キト
キト
5時起き!?早いですね…
エルラ
エルラ
んじゃ見に行ってみるか?
キト
キト
…そうですね。見に行ってみたいですし
ガヤガヤと響く店の中、俺は機械仕掛けの階段から降りてきた
キト
キト
すごい…朝6時なのにもう賑わってる
エルラ
エルラ
だろう?
エナミ
エナミ
あらエルラ姉様。6時起きなんて早いですね
エルラ
エルラ
キトの叫び声で起きた!
エナミ
エナミ
叫び声…?
キト
キト
あぁ…3人いなくて驚いたんですよ
晴翔
晴翔
エナミ。忙しいのですから立ち止まらないでください
エナミ
エナミ
ごめんなさい。素早く動きます
エルラ
エルラ
…2人共。ここの柱みたいなもんなんだ
キト
キト
柱?
エルラ
エルラ
2人は千暁様が育てた中では群を抜いて優秀だ。だから2人がいないとこの店の損失にも繋がるのさ
キト
キト
エルラさんは?
エルラ
エルラ
あたしは言葉遣いがならなくてな。教える側にたった訳さ
キト
キト
あぁ…。だからユユちゃんの事を
エルラ
エルラ
そうさ
店員1
店員1
カレーライスですね?かしこまりました
店員2
店員2
4番テーブルにお茶とご飯のセットを届けて、それと7番テーブルを掃除してきてちょうだい
エルラ
エルラ
あいつらも、言葉遣いはいいんだが根っこから忠誠を誓えるタイプじゃないし、2人みたいに迅速な対応が出来ないから、この店のNo.3と4なのさ
キト
キト
ほへ〜

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