第10話

異変
1,322
2019/01/15 14:27
俺は1人で行動する……
小瀧が巻き込まれた時にそう決めていた…
だからまた1人で給食室付近に来ていた…
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
給食室かぁ 懐かしいなぁ〜!
俺がそう思っていると……
増田貴久
増田貴久
しげ〜!
とまっすーが来てくれる…
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
まっすー……
増田貴久
増田貴久
一緒に行動しよ!?
やっぱ手越と小山の件はWESTの2人より俺らで解決したいじゃん?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
……でも…
増田貴久
増田貴久
小山の件で気になってるんでしょ?
俺は俺の意思で巻き込まれたいんだから気にしないでよ
そう会話していると……
小山慶一郎
小山慶一郎
あぁ〜しげちゃんだぁ!
と小山がやってくる…
俺を見てた時は笑顔だったのだが…まっすーを見た途端……
小山慶一郎
小山慶一郎
…………またゴミがくっついてるのぉ?
とちょっと不機嫌な顔をした……
増田貴久
増田貴久
ゴミ?(一_一💢)
まっすーがカチーンと来たらしいが…とりあえずほっといて……
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
小山…まっすーは俺らの大事なメンバーじゃん…ゴミ発言はさすがに……
小山慶一郎
小山慶一郎
うん……確かにメンバーだよ…
でも俺のしげちゃんとイチャイチャしてる人は関係なしにゴミなの…
俺しげにつくゴミは嫌いなんだよね…
……やっぱりおかしいよ…
小山は確かに潔癖だけど…こんなことは絶対に言わない……
小山慶一郎
小山慶一郎
俺は思うの…
前一緒にいた小瀧を離してもまたまっすーと一緒にいる…………
やっぱさゴミを消そうとするよりもしげを動けなくして一緒に行動すれば…ゴミは早々つかないと思うんだよね〜
そう言って包丁を出す……
小山慶一郎
小山慶一郎
大丈夫……
大事なしげだから 動けなくするだけだから……
そう言って…俺に近づく……

ズサッ

……あれ?痛くない?
増田貴久
増田貴久
……いっ…
目の前にまっすーがいて…俺の盾になってくれた……
だが……腕に切り傷ができていて…手で抑えるがどんどん血が出てくる……
俺は直ぐに持ってたハンカチで応急処置をする
増田貴久
増田貴久
しげ……大丈夫?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
まっすー……ありがとう
この光景を見てた小山は……
包丁を落として…………
小山慶一郎
小山慶一郎
……なんで…
なんで俺はゴミをくっつけないように頑張っているのに…たかが盾になっただけのまっすーにはお礼を言うの……?
……しげ…俺の愛は……まだ足りないの?
小山はそういい…悔しいという気持ちを顔に浮かべたまま……落とした包丁を手に取り…また傷をつけようとするが……
小山慶一郎
小山慶一郎
いっ……
といい…しゃがんでしまう……
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
…小山?
俺がそう呼びかけると……
小山慶一郎
小山慶一郎
……し…げ…
…ご……めん……ね?
と…辛そうに伝える…
この言葉を放っている時の小山は…狂っていなかった……
増田貴久
増田貴久
……小山…大丈夫?
元に戻ったの?
小山慶一郎
小山慶一郎
うう…ん……
ほんと…一…時的……だと思う…
今も…しゃべ…るのが……やっ…とて感じ…

…しげ……これは…
変…な奴の…魔術……みたいな……物の…せい…
恐らく…皆……それに…かか…ってるん……だと……
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
……魔術…
俺はその魔術には心当たりがあった……
小山慶一郎
小山慶一郎
……とり…あえず……
しげ…逃げて……

これ…みんなに……伝えて
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
……わかった!
そう言って俺は…まっすーを連れて逃げた

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