渡辺side
2020.8.5
最近の1ヶ月、あなたは距離をとるようになった。
そんな時に、買い物帰りにたまたま佐久間とあなたを見かけた。
そしたら、あなたは診断書を持ってた。
『若年アルツハイマー病』と診断されていた。
アルツハイマー病は、聞いたことがあった。
簡単に言うなら、記憶が無くなる。
幻覚とか幻聴の影響で、命を絶つ人もいるとか。
そんな病気をあなたが…患った、?
いつかは、俺らを忘れる。
今までの事も忘れる。
それが怖かった。
あなたは、『辞める』とまで言い出した。
その後、シェアハウスに帰って…
あなたは、皆に打ち明けた。
それから、皆は出来ることを探し始めた。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!