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第34話

33話
「しいて言えば、依の、危機感の無さ」

『危機感…』

私の顔のすぐ横の壁に両手をついた工藤。

「なに、奏真にキスなんかされてんの」

『あ、あれはっ』

工藤の少しひんやりとした手が私の頰を包む。
近づいてくる工藤の顔に、何故か、
ぎゅっと固く目を瞑った。

『いたっ!』

少しの静寂のあと、デコピンをされた。
…意味わからないんですけど。

目を開けると、
ニヤリと意地悪な顔で笑う工藤がいた。

「驚いた?」

『っは?!…意味、わかんない!』

「俺からの警告、大事にしろ」

なんでそんな偉そうに言われなきゃいけないわけ?

『バカ工藤!』

そう言って、工藤を置いて広間へと向かった。


「っはぁ…あぶねー。
(つい、キスしそうだった…。
何、偉そうに言ってんだよ。俺のものじゃないのに。
怒ってっかな。震えてたし…あーもう!依ゴメン!)」

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16/like THE RAMPAGE/LDH ○インスタにて短編ストーリー投稿中. ○Instagram account for story→ as.81.03
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