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第46話

45話

トントン…と落ちたボールの音が体育館に響く。

まさかの、ダンクシュート…

『…ダンク、ですか』

「確実に入るじゃん。依のこと絶対欲しいもん。」

その言葉を理解した私の体温は急上昇。
心臓もバクバク。

「真っ赤。」

『言わないでよっ』

「で、俺と付き合ってくれますか?」

『…それは、その…どこかにじゃなくて、
彼氏と彼女って、ことで…?』

言いながら恥ずかしくなってきた私は視線を逸らす。
…が、ぐいっと持ち上げられる。

「依ちゃんって、ばか?」

『工藤よりマシでしょ』

「そーかも。でも、ここまで言って気づかない依も
相当だろ。俺かわいそー」

『なに言って…』

「依が好きだよ。中学から5年間ずっと。
… 付き合ってくれる?」

『…私も好き。気づいたのは最近だけどっ…』

そこまで言って、工藤が私を抱きしめた。
驚きとドキドキと、恥ずかしさで言葉が出ない。

「依、デート行こ。」

『ぇ。…は?今から?』

「うん、そう。」

『え、ちょっ、ちょっと!』

さっきと同じように引っ張られるように歩く私。
でも、さっきと違うのは、手を繋いでること。

「あ、やっぱり依ん家行く?」

『なに、やっぱり、って!』

「はいはい」

そう言っていつもの調子で話す工藤。

自由で強引でドキドキで、カッコいい工藤に
私はこれからも振り回されそうです。

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16/like THE RAMPAGE/LDH ○インスタにて短編ストーリー投稿中. ○Instagram account for story→ as.81.03
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