無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

259
2021/04/01

第5話

3話
あなた「おはよー治」

治「おはよう…ってそれ」

あなた「お腹空いたから」


うちはバナナジュースを飲みながら教室に着いた。

左手にはおにぎりが。

治「自分、食い過ぎんとちゃう?」

あなた「別に部活やってるし大丈夫何じゃない?」

治「ふーん」

治は特に気に留めず前を向いた。

だが


あなた「美味しー!やっぱしゃけよな〜」


ん…何だかこめかみに視線が。

治「…一口ええか?」

あなた「え、いや」

治「一口だけやねん」

治は苦しそうな表情でうちに訴えかける。

あなた「あんた、さっきうちのこと食いすぎって言うとったやん」

治「仕方ないやん。食べとうなったんやし」

まさかの手のひら返し。

あなた「てか買えばええやん。まぁあと5分でホームルーム始まるけどなぁ」




治「自分、”侑”より性格悪いんとちゃうか?」




はっ!?

あなた「はぁ?そこで何で侑出すんねん!」

治「侑より懐狭いなー自分」

治はニヤニヤしながらうちを見下ろした。

あなた「…ぐっ…」



2つの選択肢がある。

一つ目はこのおにぎりを治にあげること。

まずこれは自分の精神が抉られると言っても過言ではない–––。
まだ1/3しか食べていないおにぎり…。

ごくり。


2つ目はあげない。

この選択肢を選ぶともううちの性格は侑以下と証明される。

うちの負けず嫌いな性格が邪魔する。








ここはうちのお兄の自慢の妹になるべく…




あなた「…ッ…ええわ…もうやるわ」

うちは治の机に食べかけのおにぎりを置いて立ち上がった。

治「え…どこ行くん」

あなた「ゴミ捨ててくるんや」

治はなぜか不思議そうな顔でうちを見つめた。


これも自慢の妹になるためや…!












治「うん、美味しいけど」

角名「けど?」

治「これ間接キスよな」

角名「治が侑の話するからじゃん…というか俺も食べたい」

治「…はっ?」