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第4話

好 き な タ イ プ
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2018/01/28 08:25
さっきの女の子は誰?



そう考えていると



玉森くん 「よっ! 次は始業式だから、移動するんだよ。」



玉森くんに声をかけられて我に返った。



あなた 「え? やばい。 急がなきゃ。」



急いで体育館に向かっていると



ドンっ。



また誰かとぶつかった。



さっきの女の子だったら嫌だなと思ったら



? 「ごめんね。 大丈夫ー?」



男の子の声がした。



良かった。 男の子かと思っていたら



藤ヶ谷くん 「君が転校してきた子? 俺、藤ヶ谷太輔。よろしく。」



あなた 「あ、よろしくお願い…」



玉森くん 「あー、あなたちゃん、ここにいたんだ! って、ガヤ! どうしてここにいるの?」



藤ヶ谷くん 「たまたまぶつかってさ。笑」



玉森くん 「気をつけろよー。」



藤ヶ谷くん 「悪い悪い。」



男の子らしい会話だなって思ってふたりのやり取りを聞いていた。



ぼーっと2人を眺めていると



先生 「こんなところで立ち止まってないで早く体育館に行きなさい。」



先生に注意されて慌てて体育館へ行った。











始業式が始まり、校長先生の話をしている所。



あなた 「どこの学校も先生の話は長いんだなー」



つまんないなと思って違うことを考えていた。



あなた 「そう言えば玉森くんってどんな子がタイプなんだろ?」



私はふと疑問に思った。



そして、隣に並んでいる玉森くんへそっと声をかけてみる。



あなた 「…玉森くん。 好きな女の子のタイプとかって…ある?」



そう聞くと少し戸惑ったようにして



玉森くん 「家庭的な子…かな?」



と答えた。



そもそも家庭的って何?



料理ができてお裁縫とかが得意ってこと?



私と正反対じゃん。



そう落ち込んでいた。



どうやったら好きになってもらえるかなと。










〜お知らせ〜

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