第40話

俺の嫌な予感が……当たってしまった。
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2022/06/22 02:09
阿部side










照と新幹線に乗り、









土地を見に行った。









『ここなら、海も山もあるし駅から近い……いいね。』










岩本「最適な場所だと思う。」









『ここに決めよう。』









俺はその土地の方に電話をした。









『お世話になってます。阿部亮平ですが』









取引先「あっ……阿部様」









『今からお会いすることは可能ですか?』










取引先「私も話したいことがあります。前にお会いしたところでお話しましょう」









『わかりました。直ぐに伺います』








俺は電話を切って、タクシーを捕まえて










ある所にむかった。










岩本「上手く行きそうでよかったな」









『あぁ……でもなんか違和感あるんだ。嫌な予感』









岩本「怖っ」









俺の予感が外れればいいんだけど








あなたside










広告のことについて、話してきて









戻ってきた。









まだ、条件に満たない。









1時間後からまた違うところに話に行く。










社長室に入って、必要な資料を取る。









その時、机の上に置いてあるものに気がついた。








『退職願……宮舘涼太』








私は直ぐに阿部さんに電話した。








阿部side









少しすると取引先の方がお見えになった。








取引先「阿部さん、お久しぶりです」









『お久しぶりです。お掛けになってください』









取引先「はい……」








『今回の件ですが』









取引先「申し訳ございません。今回の件無かったことにして頂けないでしょうか」









岩本「どういう!」









『照、落ち着いて。あの、なんで急に』









取引先「私たち会社もまだ潰れる訳には行かないんです……阿部さんの元でつくって頂きたい気持ちはあるんですけど」








『待ってください、なんで』









??「あーべーさーん。お世話になってます。」









そこに現れたのは









岩本「深澤さん……」








『なんで……』









深澤さんの横には渡辺さん。









それに舘さんがいた。









『舘……さん』









その時、あなたから電話がきた。









電話に取ると「宮舘さんの退職願が……」










俺の嫌な予感が……当たってしまった。

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