あなた『…んん』
恭平『…』
するとサイレンが鳴った。
私はその音で目が覚める。
あなた『…高橋くん』
恭平『…ん』
高橋恭平の肩を優しく叩く。
するとゲーム開始というメールが来た。
恭平『…あぁ』
あなた『…あと半分』
恭平『おう』
私達は静かにばれないように移動した。
バンッ
まただ。
またあの銃声。
恭平『…結構近いな』
あなた『…早く逃げようよ…』
恭平『…ちょっと待て』
すると高橋恭平は鬼を見つけた。
その鬼目掛けて走る。
あなた『…!?』
恭平『おらっ!』
鬼を後ろから殴った。
そしてその鬼の持っていたナイフをとった。
恭平『…大したこと無かったな(笑)』
あなた『…す、すごい』
倒れた鬼を見てニヤッとした彼。
かっこよすぎて見とれてしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!