第13話

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2021/06/10 13:20

謙杜『半分になったら解放なんよな？』

恭平『らしいね』

謙杜『…半分ね』


そう言って辺りを見る。

すると












ーーー
生贄投票開始ー
ーーー














和也『…ぁ』

丈一郎『…誰にするんや』









女子『…佐藤さんにしようよ』

あなた『…え』

女子『さんせーい』


一軍の高橋恭平達とよく話している女子だった。








恭平『…あかん』

女子『…え？(笑)だって佐藤さん、いても意味無いでしょ？陰キャだし』


そう言って携帯を取り出すと私を見てニヤッと笑った。







恭平『あかんって！』

女子『もうなんなの？こいつのこと好きだってわけ？』


この女子は高橋恭平のことが好きだ。

見ていればわかる。











恭平『…別にそんなんやないし』

女子『じゃあいいじゃない？』

駿佑『…恭平』


すると高橋恭平が近づいてきた。

そのまま肩を抱く。










恭平『好き』

あなた『…！？』

恭平『やからこいつに投票すんな』

女子『…は？』


すると女子は笑いだした。









女子『嘘でしょ？(笑)こんな地味子がいいわけ？(笑)』

恭平『おん』

女子『ありえないから！』


すると私の顎を持って高橋恭平の方に向かされた。














ちゅ












恭平『…これで分かったよな？』

あなた『…っ！？/////』


キスをされてしまった。