あなた『…』
ゲーム会場は古びた城?
私は警戒しながら入った。
??『こんにちは』
あなた『…』
??『執事でございます』
不気味な仮面を被った執事。
すると部屋まで案内された。
執事『ゲームマスター、連れてきました』
??『そうか』
ゲームマスターは後ろを向いていて分からない。
でも、見た事のあるシルエット。
あなた『…』
??『最終ステージへようこそ』
後ろを向いたままそう言った。
するとピストルを取りだした。
??『まさか君と戦うことになるとは思わなかったよ』
あなた『…待って…』
この声、知ってる。
でも、信じたくない。
するとゲームマスターは振り返った。
その瞬間、涙が溢れる。
あなた『…高橋くん』
恭平『びっくりした?(笑)』
大好きな彼がゲームマスターだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。