大吾『…道枝…やっぱりお前かよ』
流星『…やっぱりって』
和也『分かってたん?』
大吾『薄々気づいとったわ』
そう言って西畑大吾はため息をついた。
大吾『…で、今から俺らをどうするん?』
駿佑『飲み込みが早いねぇ』
大吾『またゲームか?』
駿佑『正解、最終ステージ』
そう言って道枝駿佑はさっきのように見せた。
駿佑『てことで』
あなた『…ちょっと!』
執事『失礼します』
すると執事は高橋恭平の腕を掴んだ。
駿佑『どうせ使えんやろ』
あなた『嫌!』
駿佑『安心して、殺さへんから』
すると高橋恭平は椅子に座らされた。
そのまま腕や足を縄で結ばれる。
駿佑『人質』
あなた『…』
駿佑『そっちのほうが本気になれるやろ?』
どうかしてる。
すると執事は高橋恭平に銃を向ける。
あなた『…何が宝なの?』
駿佑『秘密』
あなた『…そう』
執事『では、今からスタートです!宝がある場所は…遊園地のどこかですよ〜』
私達は顔を見合せ
遊園地へ走った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。