JKside
JK「…どうしたの?」
「っ、もう、無理かもしれないっ…」
JK「…何が?」
「ユンギのことも…」
JK「うん…」
「防弾のメンバーでいることもっ、((泣」
俯くあなたは震えながら僕に話してくれた
JK「…防弾を抜けることだけは許さないから、」
「…なんで?」
JK「ヌナがいないと방탄소년단じゃないから」
「っ、…((泣」
「でもっ、でもね、」
「皆ソユンばっかり相手にして」
「私なんか必要ないよ…」
「むしろ早く抜けてほしいんじゃない?」
「……昔に戻りたいよっ、((泣」
JK「ヌナ……」
僕も昔に戻れるものなら戻りたいよ
皆が仲良かったあの頃に
「ユンギも誰が好きなのか全く読めないっ、」
「もうっ、好きでいるの疲れたっ…((泣」
JK「っ…」
ユンギヒョンなんかやめて
僕のところに来てよなんて
伝えるつもりないけどね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。