あなたside
こんにちは。あなたです
只今、キッチンで料理をしているのですが
ラウールがめちゃくちゃ甘えてきます
ラウールはバックハグをしています
ラウールは私の肩から顔を覗かせて切っているものを見る
私は少し考える
ラウールは私を強く抱きしめる
やっとラウールが離れた
あのままくっついてたらラウールが怪我しちゃいそうで怖いしね…笑
私は料理に戻る
ちなみに今切っていたのはピーマン
ピーマン使ってナムルでも作ろっかなって思ってた
ラウールは中々キッチンから離れずに私の手を見ている
ラウールは私の包丁を机に置いて私に迫る
私はキッチン台にもたれかかり、ラウールはキッチン台に両手を置いて私が逃げないようにしている
そんな事言われても、まだわかんない。
私がキョトンとした顔をしていたら
ラウールは私にキスをした
ラウールはそう言って私のそばを離れてキッチンから出ていく。
その時ラウールは私に向かって舌を出してばーかといった
私はただただ恥ずかしかった。
年上なのに、なんであんなに大人なの?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!