家に着き、疲れもあったから皆すぐに寝た
“ 9 : 00 ”
今日もえいちゃんと2人だけか。
確か、みっくんとりっくんは実家に帰るって言ってたっけな。
昨日あんなことがあったからかえいちゃんの目は赤く腫れていた。
多分ずっと泣いていたのかな。
もし、あの日あなたが来てたら2人は恋人同士になってたのかな。
えいちゃんはその返事を聞けると思って昨日会ったんだ。
でも、記憶を失ったあなたを見て言葉を失ったんだ。
って、言ってみたけど内心本当は怖かった。
次会う時、俺にとっては何百回目だけど君にとったら2回目だから。
お互い言わなくても分かるよな、、笑
えいちゃんのおかげでちょっとは前に進めたかな?いや、前に進まないとな。
5年前の君とは今日でお別れ。
俺は今、新しい君を好きになったから。
5年前どーだったとか今は関係ない。
新しい君と出会えた事が今の俺にとっは最高の再会かもしれない、別れと出会いは突然だからね。
次はちゃんと俺の物にするからな!
頑張れ俺、笑
☁️ 作者 ☁️
次の回から第2弾?的な感じで進めたいと思います。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!