テテside
俺はとっさに家を飛び出していた…
ここまでの経緯______
家🍒
俺にはあなたがいっしょうけんめい
怒ってないよと
いうことを伝えている気がした
俺はあえていつも通りのトーンでしゃべる
あなたは無言と同時に
ホッとした顔をしていた
きっと「よかった怒ってない」とか
思ってるんだろうな笑笑
そこからあなたが話してくれると思って
怪しまれないようにふつうの会話をしていた
あなたは満面の笑みで答えた
あなたはすごい動揺した顔をしていた
俺はついに怒りと同時に悲しくなって
つい言ってしまった
その時の俺は涙がこぼれてた…
見られたな…ああ恥ずかしい…
今外で1人…
きっとあなたは俺には言えない
悩みがあるんだろうな
とりあえずグクの家に行こう
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!