第23話

第22Q
1,627
2021/02/07 05:47
五条Side
あなたは何も無い空間にトんだ
僕達毎
でも何人か一般人も居る
真人
真人
 あれ?
態々トんだの?
呑気にそう聞く呪霊
まず何で呪霊と繋がれたんだ?
(なまえ)
あなた
こっちのほうが都合がいい
帳も2重で張れるし
真人
真人
嗚呼、確かに
(なまえ)
あなた
【闇より出て闇より黒くその汚れを薙ぎ祓え】
真人
真人
【闇より出て闇より黒くその汚れを薙ぎ祓え】
二人が順番に唱えると帳が2重で張られた
………これ以上は不味い
僕と傑はあなたの両手を掴んだ
五条 悟
五条 悟
あなたそれ以上は本当に駄目だよ
夏油 傑
夏油 傑
呪霊の言う事に耳を貸すなあなた
帰っておいで
そう言うとあなたは苦しそうな顔をした
(なまえ)
あなた
五月蝿い!
もううんざりなんだよ!
開放してくれよ……なァ…!
ッ……ぼ、くは…俺、は………ッ!
嫌だ…もう嫌だ…何をしても褒めてくれない…こんなに頑張ったのに…おと…さん…おかあ…さん…にいさ…ん…僕…頑張ったんだよ…?
俺…頑張ったんだよ……?
そうやって呟くあなたは迷子の子供にも見えた
(なまえ)
あなた
暴力が愛だって…暴言が愛だって…空気として扱われるのも当たり前だって…割り切ったんだよ…?
まだ……我慢しないと…駄目…?
なァ……キセキ
キセキ
キセキ
何だ?/何だい?/何なのだよ…/なぁに?/なんスか?
(なまえ)
あなた
自分達が…今まで何してきたか…罪を…認めた…?
そう言うとキセキは黙る
あまりあなたを刺激しないでくれる??
(なまえ)
あなた
そうか…してないのか…そうかい……
何で…君等のために仲間が死ななきゃ…行けなかったんだよ…
帝光中学校のバスケコートの任務は今まで何度もあった
受ける度に呪術師は死んで
だんだん階級が上がっていったのも覚えてる
(なまえ)
あなた
何で………呪力もねぇ猿なんかに…
何度も繰り返される“猿”呼ばわりにイラッとしたのか黄色が口を開いた
黄瀬 涼太
黄瀬 涼太
さっきっから猿って失礼じゃないッスか?
それに訳の分からないことも言って…俺、この後仕事あるんスけど
さっさとしてくれないッスかね?
(なまえ)
あなた
五月蝿いなァ…
俺が質問したとき以外は口を開くな
猿に発言権も、人間サマに逆らう権利も無いんだよ
黙って俺等の踏み台になれよ…
頼むからあなたを刺激しないでくれるかなぁ!?!?

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