それはね…
あなた…
!?
エース!
(エースの声が聞こえる!)
邪魔だな…ボソッ
きゃあ!
謎の人があなたの耳を塞ぐ。
(あともう少しでこいつを負の感情に閉じ込めることができるのに!)
あなたっ
うるさい!!黙れ!
あなた!!
エース!
オレには…"あなたが必要なんだ!"
!!!
!!
エースが言葉を放った瞬間、あなたから白く、暖かい光が溢れ出す。
なっ…!?
これは、あいつのときには出なかった光…!?もしかして、魔法石を使ったのか!?
ぐぁぁぁぁ!!!
眩しい、目が焼ける…!!!!
(あったかい、優しい光…)
(私の中から、何かが消えてゆく…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少し時を遡り…
トラッポラ君、そんなに泣いても、名前を呼んでも、あなた君が目覚める訳ではないんです。
残念ですが…
っ…
あなた…
あなたちゃん…
はぁ…
…ごめんなさいね。
学園長はそう言うと、魔法石をあなたの頭にかざす。
やがて、学園長の手には、キラキラ光る魔法石ではなく、あなたの記憶を吸い取って真っ黒になった魔法石が握られた。
ですが、魔法石で記憶を消すしか方法がないんです。
じきにあなた君も目を覚ますでしょう。
きっと皆さんなら、あなた君の記憶を今までより良いものにできるはずです。
じゃあ、あなたが異世界から来たってことも忘れてるんですか?
!?
どういうことだ…!?
あれ、先輩達は知らなかったんすか?
ああ…このことに関しては知っている人は恐らくトラッポラ君とスペード君や、私達教師くらいだと…
学園長、あなたちゃんはどうしてここに来たんですか?
女の子なのに…
!!
そのことも知っているんですね。
あなた君はいつも男装をしているのに、よく分かりましたね…
ま、いいでしょう。私が知っていることであれば、あなた君が目覚める前に皆さんにお話ししましょう。
今回のお話のコメント欄を絶対に見てください!この後の展開に繋がる設定があります。
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