それなら、決闘してあなた達が寮長になればいいんじゃないですか？

んなこと出来んのか？

ええ、ちなみにハンデとなるものは禁止なため、その首輪も外してもらえますよ。

本当ですか！？

お前ら、本気か…？

本気に決まってんじゃん。

オレはあの暴君に謝ってもらうんだからな。

では、決闘手続きを進めますので。

明日には終わってるので決闘はいつでも大丈夫ですよ。

私が投げた手鏡が落ちた合図で始めますよ。

レディ…ファイ！！

首を刎ねろ！（オフウィズユアヘット）

のわぁぁっ！

うわぁっ！

フン、5秒もかからなかったね。

クッソー！オレ様の首輪が…

このボクに挑むというのに、そんなに弱いんじゃ話にならないね。

出直してきたら？

なっ…その言い方はないんじゃねえか！？

流石にそれは…

は…？言い過ぎ？

ただ真実を言っているだけではないか。

2人はどう足掻いてもボクには勝てない。

うるさい！お前（あなた）みたいな魔法の使えない奴にどうしてそんなこと言われなきゃならないんだ！

どうせ親も魔法が使えない"クズ"なんだろ！

そもそも魔法が使えないのにどうしてこの学校に通えるのかが分からないね。

ルール違反なんじゃないか？君みたいな人がいるといずれ学校全体が崩れる。今すぐ追い出すべきだ！

おい、いい加減にしろよ暴君！！

その言い方はないんじゃないですか、寮長！

さっきからルールとかうるせぇよ！

…は？

口を開けばルールばっか！ルールを守れなかった奴は首を刎ねるとか意味わかんねえ！

いいかい、ここの寮ではボクがルールなんだ！

ボクが絶対に正しい！

お前らが間違ってるんだ！

ボクが、ボクが…

絶対に、正しいんだぁぁぁぁぁ！！！

リドルゥゥゥゥ！！！