(部屋を出る)
あれっ、ツノ太郎!?
衣装似合ってるね!
…ありがとう。
人の子は、リリアと何をしていたのだ?
えっ?
(ツノ太郎、怒ってる…?)
それは…まだ秘密。
…
何故秘密にする必要があるのだ。
それは…
早く答えろ!
っ!
ツノ太郎に、楽しんでもらいたいから…
!
…気に触ることしてごめんなさい。
いや…どうやら僕の勘違いだった。
気にするな。
えっ、はい…
(良かった…)
(リリアにあなたを取られてはたまらないからな)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディアソムニア パーティー会場にて…
皆「お誕生日おめでとうございます!」
ありがとう。
あなた、今じゃコソッ
はい…
あの、ツノ太郎!
あっ、人間!?
セベク、今は黙っていろ。
人の子よ、僕に何のようだ?
えっと、これ…リリア先輩と協力して作ったんです!
これは…
フルーツを凍らせ、削って作ったかき氷じゃよ。
早速食べてみるといい。
…(かき氷を食べる)
これは…
美味しい…!
本当!?
良かった〜!
…いつまでも、こうして過ごせたらいいのに。
へっ?
ほほう、マレウス…
っ!!
(まずい、思ったことが言葉に…!)
…どうやらわしらは邪魔のようだな。マレウスよ、あなたとバルコニーへ行け。
ああ…
きっと、マレウスなら大丈夫じゃよ。
…気遣いに感謝する。
人の子よ、少し僕に付き合ってくれないか?
あっ、はい…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バルコニーにて…
…僕の為に作ってくれた氷菓、とても美味だった。ありがとう。
えへへ、ツノ太郎に喜んでもらえてよかった!
お誕生日おめでとう!
…あなたに祝われるほど嬉しいことはない。
なあ、あなた。
?
僕は、たまらなくあなたが好きだ。
っ!?
お前が僕の側からいなくなるなど…考えたくもないんだ。
(紅色の三本の薔薇を出す)
だから、僕と…付き合ってくれないか?
…はい!
(薔薇を受け取る)
ありがとう…マレウス!
!
(あなたを抱きしめる)
僕からも礼を言わせてくれ。
僕と出会ってくれて…ありがとう。
ごめんなさい!!
昨日出さなくて、誕生日一日遅れてしまいました!
本当にすみませんでした🙇♀️
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