そうた side

俺は昔から 踊ることが好きで ジャニーズの

オーディションに受けない?? って ダンスの先生に

言われた。 言われた通りに 受けてみたら

案外楽しくて 余裕で受かってしまって

それからの毎日が楽しかった 俺には 7歳離れている

妹がいる ほんとに可愛くて いつも 「お兄ｰ」って

寄ってきてくれて めちゃ好きだった

でも ジャニーズの仕事が多くなってきて

なかなか 構ってあげる暇がなくて 

そんな時 デビューするかもってゆう話をされた

それを あなた に言ったんだ

こうやって 笑顔で 駆け寄ってきてくれる

あー もう幸せすぎる

あなた は めっちゃ 泣いてて 何も話さなかった

やっぱそうだよな … 俺も あなた がいないと

死んじゃうもんな …

東京に 家族みんなで行こうってなったけど

あなた は 受験生だったし 俺だけが 行くことに

そう言って あなた の涙をふいた

明日には東京に 行かなければならない

あなた に 行ったら 私も東京まで送りに行くって

でも マネ の車だし 家の前までになった

-東京に行く日-

みんな そんな事 いったら 俺泣いちゃうよ

これから 一人暮らしで みんなの声を聞けなくなると

やっぱり俺無理かも でも 夢がやっと叶うんだ

家族のためにも あなた のためにも 頑張らなくちゃ

そう言って 車に乗って 東京に出発 した

これが 最後なんて 誰も 予想 してなかった