あなた side
お兄が東京に行った朝 私はその日学校で
いつものように友達と 登校して 授業 をやって
昼になった時 先生に呼び出された
その時 私は 何も言えなかった まさか ほんとに
そんな事が起きるなんて 嘘であって欲しかった
事故 ?? 意識不明 ??
もうなんにも考えれんかった 何が起きたのか
ほんとに 頭が回らなかった なんでお兄が
夢に向かってやっとだったのに …
-病院-
私は お兄の近くにいった
これが最後なんて 言わせない
たくさん たくさん 声をかけた まだ死なないで
お願いだから 私を迎えに来るって言ったじゃん!
ピ ___________
お兄の 心臓が 止まったとゆう 合図が
病室の中に 響いた … 時間が 止まるみたいに
父さんと 母さんも 泣き崩れた
どうして お兄が こんな目にあわなきゃいけないの
これから 夢に向かって走るのに … 神様
お願いだから こんなことしないでほしかったな
この日 お兄が亡くなったあとは あんまり 記憶がない
2日後に 葬式をやって お兄の 後輩 先輩が
来てくれた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!