事務所から車で2時間かかるかかからないぐらいのところに俺たちがこれから住む家に着いた。
ここが今日から俺たちの住む家か…なんだか楽しそうだな。俺は期待と楽しみで心を弾ませていた時、1人が声を上げた。
佐久間「すっげぇ!めっちゃ豪邸じゃん笑
楽しそうじゃない?照!」
この声は佐久間だった。
佐久間は俺の1つ年上で俺よりも背は小さいけど、ダンスのことになるととても頼れる存在だ。
___そして俺は佐久間に恋をしていた___
このことは誰にも言っていないから知らないはずだ。
佐久間「…かる?照!おーい!」
こんなことを考えていたら佐久間に何度も名前を呼ばれていたみたいだ。
岩本「わりぃ、わりぃ笑少し考え事してただけだよ。」
と、軽く返事をし周りを見渡してみた。他のみんなも楽しそうに見えた。滝沢くんは何が狙いなんだろう…
___月日は流れ俺たちは本当に9人でシェアハウス生活を始めた。
最初は9人性格、個性がバラバラでぶつかり合うこともあると思っていたが、案外ぶつかり合わずに過ごすことが出来た。
そんな中驚きの内容がシェアハウス内に拡がった。
目黒「みんなに報告なんですけど、俺、康二と付き
合い始めました笑」
目黒&向井以外の全員
「「え〜!!」」
最初はみんな冗談と思ったていたが、今の時代冗談なんてことはない。それに目黒とこーじの顔は本気だった。
こーじ「あっ!絶対にファンのみんなに言わないで
おいてや!」
こーじが急いで喋った。
岩本「分かってるよ笑 てか、プライベートの外出
でゴシップに撮られないように気をつけろ
よ?」
俺は念を押すように伝えた。
___そうすると後ろから何かが急いでくるような気がした。
佐久間「SnowMan記者の佐久間です!この告白は
どちらからしたのでしょうか!」
佐久間はアナウンサーにでもなったかのようにタオルをマイク代わりにして2人に質問をし始めた。
向井「えっとですね、目黒くんから告白されました
ね。いやぁ〜とっても熱い告白でしたよ!」
佐久間の質問にちゃんと答えるこーじ。まるで本当の記者に見えた。隣にいた目黒は少し恥ずかしそうにしていたが、嬉しそうにも見えた。
……俺も目黒みたいに勇気があったら…
そう思いながら俺は佐久間の方を見る。とっても輝かしい笑顔。俺の隣には可愛らしい太陽がいるようだった。
俺はいつもその笑顔に胸が締め付けられる。告白しようとは何度か思ったことはあるが、いざしようと思うと喉の奥で何かが詰まったように言葉が出なくなる。
佐久間「あっ!この後ふっかとラジオの収録するん
だった!行ってくるね〜!」
さっきまでアナウンサーごっこをしていた佐久間は急いで着替えてふっかを連れてシェアハウスを後にした。
岩本「ったく、佐久間はいつもうるさいな笑」
俺が発した時にはもう独り言のようになっていた。
(背後のお話)
皆さん見ていただきありがとうございます!ゆきもちです!
こんなに見てくださるとは思いませんでした!
主の事情により毎日投稿は難しいですが、できるだけしようとは思っておりますので頑張ります!
あと、こちらは長編なので時々短編の物語をあげます!
キャラ崩壊あると思いますが優しい目で見てくださると嬉しいです!
今回も読んでくださりありがとうございました!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!