第6話

6日目
378
2018/09/23 15:12
私はみんなから泥棒扱いされ
自由行動も班行動も私は無視されている。
正直辛かった。
楽しく過ごそうと思っていた修学旅行なのに
全然楽しくない
班行動も自由行動も終わり
私たちは2日目に止まるホテルへと向かった。
修学旅行2日目の夜
やっと謎が解けた。
涼「今からさゆの財布が盗まれた件について皆で話し合おう。」
あなた「....」
涼「まず俺から話す。」
涼「俺さ見たんだよなぁ」
あなた「え....?」
涼「さゆがあなたの鞄の中に自分の財布を入れるところ」
さゆ 「っ!は?!なんで!!」
涼の言葉で周りがざわめき始めた。
涼「昨日、さゆさ途中からいなくなっただろ?クラスレクの時」
涼「その時のお前の言った言葉忘れたか?」
涼 「「しんどいから部屋に戻らせて」って言ったよな?」
涼「俺さついて行こうか?って言ったのにお前断っただろ?でも心配になって見に行ったんだよ。」
涼「そしたらさ、お前があなたの鞄に財布入れるところ見ちゃったんだよ。」
涼「朝さ、なんであんな嘘ついたの?周りの女子も」
皆 「....」
涼「あなたもごめんな?あなたさ、俺が睨んだと思ってたでしょ?笑」
あなた「え、あ、え。」
涼「あの時さなんか昨日見た事ある財布だなぁって思っててさ必死にその場で思い出そうとしたけど思い出せなくてさ笑笑、俺考える時怖い顔しちゃうみたいで笑笑」
涼「怖い思いせてごめんね。あなたの事睨んだりしてないから。」
あなた「う、ううん!こちらこそごめんなさい....」
涼「はい!もう件は解決したよね!財布はあなたが盗んだんじゃなくてさゆがあなたの鞄の中に自分の財布を入れ演技してた!はい!解決ぅ!」
涼「じゃあ皆解散!」
広い部屋にいた皆は次々と部屋から出ていき
その広い部屋には私と絹道くんだけが残った。

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