目黒side



自販機で飲み物買って楽屋に帰る途中 、あなたから着信があったことに気が付く







「  んまぁ楽屋行ってからでいっか  」







またお泊まりしたいとか後でも聞けるような話だと思うし







「  ただいまー  」



岩本「  お 、目黒 、おかえり 」



深澤「  あ 、めめ!! やっと帰ってきた!!  」



「  ん??  」



深澤「  あなたちゃんから電話あったでしょ??  」



「  ……あー 、気づいたけど後でいいやって思って…  」



深澤「  あぁやっぱり…  」



深澤「  あなたちゃん 、お腹痛いって  」



「  んぇ?! 嘘…なんで??  」



阿部「  分かんないけど 、さっき泣いて電話かかってきたよ  」







あ 、そゆことだったの



緊急事態だったってわけか







「  え 、ちょどーしよ  」



深澤「  まだ撮影終わってないから 、連れてきてここで様子みる??  」



「  え 、それでもいいの??  」



宮舘「  妹ちゃんのSOSなんだからちゃんと応えてあげなきゃ  」



岩本「  俺ら気にしねーし大丈夫  」



向井「  おん 、連れてき連れてき!!  」



「  あざす!! 行ってきます!!  」







マネに車を出して欲しいと連絡をして楽屋を飛び出す



あいつ我慢するやつだから 、自分でSOS出したとなるとまじで不安になんだよな



しかも泣くほど腹痛いって 、なんかの病気だったりしたらどうしようって思っちゃってて



何ともありませんように って願いを込めて 、携帯を片手に握りしめながら必死に走った









「  おぉまじかぁ  」







家に着いてみれば 、予想以上に苦しんでて







「  あなた〜 、しんどいな 、腹痛いだけ??  」



『  んっ…  』



「  そっかそっか……ごめんね 、電話出れなくて  」



『  ((ﾌﾙﾌﾙ  』



「  いつから痛かったの??  」



『  朝から……ずっと痛くてっ………  』



「  あぁだから起きるの遅かったのか……  」



『  ごめっなさっ…ちゃんと起きれなかったっ……  』



「  うんん 、気づかなかった俺が悪いの  」



「  ごめんな  」



『  だいじょーぶ  』



「  学校いる時もしんどかった??  」



『  ((ｺｸｯ お休みの時間…ずっとね 、机にもたれてた…  』



「  そっかそっか 、キツかったな 、頑張った頑張った  」



「  んー………お腹 、どんな感じで痛い??  」



『  なんかね 、ぎゅーってする…  』



「  そっかそっか 、トイレは?? 行った??  」



『  ((ﾌﾙﾌﾙ  』



「  トイレじゃない方のお腹痛い??  」



『  …んっ  』



「  わかった  」



「  ……あぁ俺さ 、まだお仕事残ってんのね??  」



『  ……((ｺｸｯ  』



「  1人で待つのはやっぱ心細いよな??  」



『  ((ｺｸｯ  』



「  ん 、だよね 、あのねぇあなた??  」



「  ふっかさんたちが楽屋おいでって…行く??  」



『  んっ…  』



「  ん 、ありがとね 、にいちゃん助かる  」