目黒side
「服、どれにするー?」
あなた「うんとね、これ!」
「セットアップね」
「かわいーじゃん」
あなた「あとねぇ帽子!」
「ぬいぐるみも!」
「分かった分かった笑」
あなた「へへっ蓮くん大好き!」
「うん、俺も」
恋人みたいだよね俺たち
でも、年が離れてる妹ってほんとに可愛いんだよ
「どんどん買っていいからな」
だから、すぐ甘くなって色んなもの買っていいよって
あなた「蓮くんとペアルックしたい」
目黒「ん、いいよ笑」
あなた「やったぁー!」
この子はいつまで、こうやって付き合ってくれんのかなって思うのも最近の日常
俺のこと直ぐに嫌いになっちゃうかなって心配も
あなた「んへっ!これがいい!」
「ん、いいよ」
「お会計してくっからそこまってて」
あなた「はーい!」
今は素直でいい子
言うこと何でも聞いてくれるし、努力家
いつか言ってたあの
お兄ちゃんみたいになるって言ってた言葉
いつまでも信じて待ってるよ、俺は
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。