第20話

救世主の言いなりにはなるのです
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2020/02/12 12:18
廉があなたの元に行く数分前のお話


廉side
廉
あなたー!
いつものように昼飯を一緒に食おうと思ってあなたのクラスまで行き名前を呼んだけどいつもと違う態度のあなた。


俺の顔をチラッとみて違う方向をみたあなた。誰をみたのかと思ったらやっぱり彼女たちだった。



俺はすぐにわかった。
あいつらがあなたになにか言っているんだろうと。


そう考えていたら俺に気づいたみなみがあなたの元へ行った。


でもすぐにあなたは廊下に出て走って行ってしまった。


そんな彼女を呼び止めることもできず見てたらみなみが来て
みなみ(現在)
みなみ(現在)
ねぇ、かれん達に何かされてるかもしれない
廉
だよな、
みなみ(現在)
みなみ(現在)
多分あなたはトイレだと思う。
廉
わかった。ありがとう。
それだけ伝え、あなたの元に行くより先にかれん達に言おうと思ったのだが…いない。
廉
あれ?
キョロキョロ教室を見渡していると廊下の方からケラケラ笑う声と共にお目当ての彼女達がこっちにきた。
廉
なぁ、かれんとあいり。
かれん
かれん
…なぁーにぃー?れんくん♡
廉
あんさ、あなたを傷つけんのやめてくんね?
かれん
かれん
えっ…
あいり
あいり
なっ、
廉
つぎ、あなたのこと傷つけたら…俺、許さないから(ボソっ)
かれん
かれん
っ…!
あいり
あいり
ひっ…、
廉
ええ?
かれん
かれん
は、はい…
廉
…(トイレまで歩いていく)
あんな低い声久しぶりに出したなぁー



こうして廉はあなたの元へ歩いて行ったのでした。

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