あの時、あんなことしなければ良かったの。
いくつの過ちを繰り返したのかな
君に謝りたくても謝れない
このなにもないような
あるような時間
忘れたくても忘れられない
あの過去。
どうしたらあの子に謝られるんだろう
❀✿❀✿❀✿
この春中学二年生になる
私
希咲奈緒
佐藤 玲の部下やってます
いまは、東京に住んでるけど
奈良で生まれた私が
奈良とずっと一緒
ということから
奈緒という漢字になったらしい。
なんて、単純だ。
って思った。
だって
いまは、奈良になんてすんでない
親は、馬鹿だなぁ。
なんて日々を過ごしている
そして、今日は、進級して初めて
学校に行く日
私のクラスは。
『あった。』
2年5組ねぇ。
そして、誰かと触れ合った手
『すみませんっ』
?「大丈夫です。」
ちゃんと謝りたいのに
どっかいってしまうあの人
?「2年5組だっ!奈緒もだね!」
え。また、玲と?
『や、やった!嬉しいなぁ』
なんてね。やっと開放されたと
思ったのに。
女「きゃーーーーー!しん君だー!」
『あ、後ろにいるのって。』
玲「ゆうやくん知ってるの?」
『いや。』
ゆうやっていうんだな。
そして、
だれも
このあとなんか想像してなかった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!