第6話

わかんないよ。
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2018/12/23 16:39
テオside


じんたん
…ごめんなさい
そういい残して自分の家に帰ってしまった

声が、出ない。

嫌だって。何でだよ

わかんないよじんたんが。

俺はずっとじんたんと一緒にいたい。

病気だったら何で一緒に入れないの?好きだから最後の最後までずっと見守ってたい。

そ、言いたいのに…
テオくん
…ッんで、何でだよ…
やっとの想いで出た声は小さくて

きっと、じんたんには聞こえていない
テオくん
ヴッ、、ヴヴッ、グスッ
じんッたn…
じ、んたん。やだよ
んで、だよぉぉ
俺はその場でしばらく泣き続けた

道を通っていく人達にチラチラとみられる。

全く、成人男性が情けないよな、、

でも止まらなかった。次から次から涙は溢れて。




やっと少し落ち着いてもその後多分1時間位はじんたんの家の前にいた

実は期待してたんだ。

じんたんは優しいからずっと待ってれば家から出てくるんじゃないかって。







でも甘かった。

結局じんたんが家から出てくることはなかった。

じんたんは本気なんだ。

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