『じゃあ作ってくるね』
『皆食べる?』
皆「食べる」
『了解』
キッチン
『ひき肉と玉ねぎとブツブツ』
覗きに来た灰谷兄弟と三途
蘭「なんでお前もくんだよ コソコソ」
三途「いいだろ別に コソコソ」
竜胆「うるさいよ コソコソ」
三途「てかめっちゃルンルンじゃん」
蘭「それは思った」
竜胆「腹減ったぁ」
『………蘭、竜胆、三途』
3人「はい」
『気づいてるよ』
『もう少しでできるから待っててよ』
竜胆「わかった」
トコトコ
『よし!あとは卵焼いたら出来上がり』
『できたァ』
『ご飯できたよォ』
確蝶「美味そうだな」
竜胆「腹減った」
『「いただきマース」』
もぐもぐ
マイキー「美味い((ボソッ…」
『ありがとう』
『「ごちそうさまでした」』
三途「(嘘だろ…あのマイキーが全部食べたよ)」
『デザートあるよ』
マイキー「何作ったの?」
『プリンとどら焼き』
竜胆「俺プリン」
蘭「俺も」
マイキー「俺はどら焼き」
確蝶「俺は余ったのでいい」
ココ「俺も」
三途「俺も」
『私はどら焼き食べようかな』
結果
プリン⇒竜胆、蘭、三途
どら焼き⇒マイキー、確蝶、ココ、あなた
「『いただきマース』」
ココ「これマジで手作り?」
『うん』
確蝶「いや、美味いよ」
『ありがとう』
マイキー「やっぱりお嫁においで」
『ん〜歳的に無理かな』
マイキー「(._."ll)」
三途「おい!マイキー落ち込んだじゃねぇか」
『ごめん』
マイキー「いいよ」
マイキー「どら焼き美味いから」
灰谷「(理由どうなってんだよ)」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。