第13話

ログイン12日目
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2022/02/11 09:33
ヤバッ、ヤバ過ぎでしょこれ…1人何件送ってんのさ!?平均して1人数百件は送って来てるよね!?迷惑メールとか言う次元超越しちゃってない!?



ひぇ…既読をつけたくない…こんな狂気の塊みたいなメッセージを見るのは凄く恐ろしい。一番上に表示されている「ジョナサン@あなたの夫」って人のメッセージを開くかどうか画面の前で指を震わせて考えた。



まず見る前に君の名前からツッコませて頂きたい。何ですかその名前は。私はあなたと結婚した記憶はございません。人違いだと思います()



……あっ、更にメッセージが来た。
海山あなた
ひっ!
画面に「どうしてそんなにも読むのを躊躇うのかい?」、「画面で指を震えさせてるあなたも可愛いね!」と一気に来たのだ。



まるで、恐怖してメッセージを読めない私を見ているかのような発言に嫌な汗が出て来てしまった。思わず辺りを見回してしまった。



今度は「怖いのかい?そんなにキョロキョロしちゃって」と来た。私は確信した。この「ジョナサン」と言う人は、間違いなくどこかから私を見ている。



外から見ているのか?幸い部屋のカーテンは閉めてあったが、隙間が少し空いていた。



震える足でカーテンまで歩いた。もし、このカーテンの向こうに誰かがいたらどうしたら良いんだろう。手汗が止まらない。



流石にこのままカーテンを触るのは気が引けるので、ハンカチ越しにカーテンを掴んだ。ゆっくりと、慎重にカーテンを開けた。
海山あなた
きゃあああああああああああっ!!!
カーテンの隙間から、こちらを凄い目力で見ている青色の瞳を見てしまった。思わず涙が出てしまったのが分かった。



ーーー
ジョナサン
あ、バレちゃったかぁ…。
ジョナサン
あなたったら、折角夫が会いに来たんだから、そこまで怖がらなくても良いじゃあないか…♡
ジョナサン
本当に可愛いんだから…まあ仕方がないか、今日は帰ろうかな

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