1ヶ月後
季節は冬になる。
とても寒い。
テテside
あれ?今日、あなたがいない。
家の近く
あなたが、男の人にナンパされていた。
グクの声に男の人達はどっかいってしまった。
あなたが、不安そうな顔でこっちを見てくる。
そして
グクに抱きついた。
俺の彼女なのに……俺、頼りな
あなたside
怖かった。
グクとテテの顔を見たら安心して思わず涙が出た。
涙、止めないと。
グクは、私を離した。
そして、グクは先に帰ってしまった。
テテが私を抱きしめる。
私は、テテにハグをした。
テテside
あなた、真っ先に俺じゃなくてグクの所に行った。
あなたは、俺一筋じゃなくてグクのことも好きなんだ。それに気づいてない。
気づかせて俺一筋にさせたい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。