文化祭前日
作者)早いですね。ごめんなさい。
あなたside
ダヒョンが私の方を見ると顔色を変えて、
私が後ろを振り返ると、テテがいた。
テテとは、文化祭の準備中に仲良くなった。
ダヒョンは、どうぞと言って教室からでた。
教室を出る時に小声で待ってるねと言った。
私は、テテに手を振りながらダヒョンのもとに走った。
はぁー!明日がすごく楽しみ!
テテside
あなたは、俺があなたのことを好きなのを気づいてない。
多分、仲のいい男子程度にしか見られてない。
文化祭準備前からずっと好きだった。
だから、この文化祭で、少しでも俺の事を男として見てもらえるようにするんだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!