私はそれから賞賛された
それは嬉しかった
が
お母様とお父様の態度には
反吐がでた
ナツキ…!
よくやったわ!
流石私の娘ね!
あぁ
ナツキならやると思っていたぞ!
…
しかもあのような姿に慣れるのね!
スノーカル家
次期当主にまさに相応しかったぞ!
…私はスノーカル家の当主に
なるつもりはないです
では
私は、姿が変われば大丈夫
あの容姿は大丈夫だと
いう目に見えた感情で接してくる
2人をみて身震いした
こんな2人の跡継ぎになりたくない
と思って、それを拒んだ
なんですって!
この日から毎日毎日
お母様とお父様が説得しにきた
部屋は豪華になり
以前よりも広くなった
だが…数ヶ月たったある日
再び、2人の様子が激変した
あの怪物を倒すなんてバケモノだ!
そうよね!
10歳にして世界でも屈指の力を
持つ大魔法使いなんて
君が悪いわ!
どうやら私の数日の態度に
頭に来たらしい
…けれど毎日あびせた
バケモノや気味が悪い
などの暴言は
またもや私の心に深く刺さった
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