第45話

45.
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2022/09/03 12:20

阿部side


















阿部『車出して』




目黒『おっけ。』










照は下半身がやられていて運転できないから今回は目黒に。



ラウールはあなた以外の人の処置を


俺は、あなたを。










ラウール『はい、佐久間くんこれ飲んで。』




ラウール『あ〜康二くん、ここにガーゼ巻いて、!』




ラウール『もう、ふっかさん解毒剤早く飲んで!!』










ラウールは懸命にみんなの処置をしてくれている



ラウールも麻薬入ってて辛いのに、








阿部『ふぅ、』




目の前のあなたは正直いって瀕死状態だ。



死なせる訳には行かない。










まずは呼吸の確保だ。



人工呼吸器セットして、気道を確保。



呼吸は、、ある。良かった、、



輸血をしつつ腕を直してく。







紅内瞳は、









ラウール『潰れてるね、目。』




阿部『もう、これは義眼になるかも。』




ラウール『でもいいんだよ、生きててくれれば。』




阿部『そうだね。』












結局最後もあなたに助けられてしまった。
















阿部『頼む、、生きてて。』













淡々と処置は進んでいき、同時に家に着く











深澤『俺ちょっと動けるからみんな運ぶわ。』




阿部『お願い。終わったらふっかも医務室来るんだよ。』




深澤『わーってるよ。』




ラウール『阿部ちゃん......』




阿部『ん、?』




ラウール『ごめん...限界かも、』




阿部『ラウ、!!』











ふらっとその場に倒れるラウール









目黒『俺担いでく。』




阿部『.....ありがと』




目黒『阿部ちゃんこそ、無理しないでね。お疲れ様。』




















なんだろう、うるってきてしまった。


終わったのに、なんもできてない気がして。



目の前で呼吸器をつけたあなたを見て自分の不甲斐なさにうんざりする






































あなた『なに、泣いてんの.....?』
































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